気持ち悪さが癖になる!伝説のカルト映画『ファンタスティック・プラネット』

映画

どうもaminです。

突然ですが皆さんは現実を受け入れられない時、何回も確認した経験って無いですか?

例えば『めちゃくちゃクサい臭いがした時』とか『すげー気持ち悪い虫を発見した時』とか。



え、無いですか?

 

まぁ無くてもいいんですけど、今回はそんな気持ち悪いけどついつい観てしまう映画、『ファンタスティック・プラネット』について書きたいと思います。

ファンタスティック・プラネットとは

ファンタスティック・プラネットとは、1973年にフランスとチェコスロバキアで共同制作された映画です。字面だけ見るとなんだかオシャレな感じがしますよね。

実際、常人には理解できないくらいオシャレです。

なんせあの宮崎駿も影響を受けたとか。

 

まずは何点か画像を貼りますので、なんとなく全体の雰囲気を感じ取って頂ければ幸いです。

 

 

どうですか?控えめに言ってめちゃくちゃ気持ち悪くないですか?

そうなんです。この映画、ビジュアルがめちゃくちゃヤバめなんです。

でもね、ストーリーはしっかりしてるんですよ。なんせあのカンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞したぐらいですからね。

ストーリー

このシーンを見て分かる通り、巨大な宇宙人と小柄な地球人との種族を超えた友情物語

 

と言うわけでは全然ありません。

 

ドラーグ族からひたすら虫けらのような扱いを受け続けたオム族がブチギレてドンパチやりだす映画です。

 

だいぶざっくりした説明になりましたので、ネタバレにならない程度にもう少しだけ説明します。

物語の冒頭は母親が赤ん坊を抱きかかえて逃げるシーンから始まります。

あっけなく捕まる母親。

てか、こんな巨人に追われてたら怖いよね。

 

そらこんな表情にもなるわ。

 

そしてドラーグ族のガキんちょに弄ばれて殺される母親。

 

ペットにされる赤ん坊。

 

赤ん坊は成長したある日、脱走に成功。

 

そこで初めてドラーグ族から隠れて生活している自分と同じオム族の人々を出会います。

でまぁ、そこから紆余曲折あって、最終的に結構あっさり終わります

とりあえずこれ以上ネタバレになると思うので控えます。

 

お気に入りのシュールなシーン

ここまでで既にシュールさは存分に伝わったと思いますが、個人的にお気に入りのシュールなシーンも紹介させて下さい。

エントリーNO1:オム族の酋長的な人

威厳を出す為なのか、なぜか頭にタコみたいなのつけてます。当然ですが、このタコみたいな物には一切触れられず謎のままです

エントリーNO2:主人公?テールのファッション

ファッションで言うと、物語の序盤でペットにされてた赤ん坊のテールもキテますね。彼の名誉の為に一言付け加えさせて頂きたいのですが、この服は脱走時に飼い主(ドラーグ族)に着せられたものであり、彼の意思とは一切関係ありません尚、脱走後もしばらく着たままだったのは彼の意思によるものです

エントリーNO3:命がけの決闘

シュールを極めたこの世界では、命がけの決闘も一味違います。なぜか体に謎の生物を巻きつけて闘うのです。手に汗握る激闘の様子は是非本編をご覧下さい。

最後に

まだまだ話足りないのですが、調子に乗ってどんどんネタバレしそうなので自重させて頂きます。まぁなんせ、シュール。そして、虫や動物、その辺に生えてる植物のディティールなんかも徹底して気持ち悪いビジュアルになっております。更に劇中に流れる音楽や効果音まで、精神がおかしくなるギリギリ一歩手前感がキテますね。

きっと、ほとんどの方が『気持ち悪い』『怖い』などと思うかもしれませんが、それでも是非一度観てみて下さい。マジでめちゃくちゃ引き込まれますから!どう考えても制作者がシラフで作ったとは思えない『ファンタスティック・プラネット』。控えめに言って、最高です。

 

ちなみに現在『ファンタスティック・プラネット』が配信されている動画サイトは下記しか確認できませんでした。U-NEXTも前まで配信してたんですけどね。

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