大麻 (マリファナ)についてのアレコレ

大麻/マリファナ

今更言うまでも無く、近年合法化(または非犯罪化)がする国が進んでいる大麻 (マリファナ)。ネットで検索すると「大麻は素晴らしい」みたいな崇拝記事か「ダメ。絶対」みたいな脳死記事とか両極端なものが多いので、ここでは極力中立的な立場で大麻について書いてみようと思います。って言ってもまぁ主観も結構入ってると思うけど 笑。

薬物としてのイメージが強い大麻

大麻と聞くと現代人の頭にはまず「薬物」というイメージが浮かぶと思います。バッズ(大麻の花の部分)若しくはリーフ(葉)の部分を乾燥させ、燃焼させた煙を吸うと陶酔感を得られます。厳密には大麻草に含まれるTHCの効果で、その濃度が高いほどより強い陶酔感を味わうことができます。ちなみに大麻からTHCだけを凝縮して取り出したワックスというものもあります。煙草のような『ジョイント』や電子タバコのように気化させた煙を吸う『ヴェポライザー』、クッキーなどの料理に入れたりして摂取するのが一般的。

ジョイントと乾燥大麻

THC濃度の濃いワックス

 

(まぁ、ここで趣向品としての大麻が良い悪いと話し出すと長くなるから今はほっといて先に進みます 笑)

そもそも大麻とは

よく見るこの柄も麻柄

薬物としての大麻のイメージは、大麻の持つイメージの一部分にしか過ぎません。実は大麻という植物は昔から日本人の生活と密着しており、現代でも意外と身近だったりする。『大麻』と書くと薬物を連想するけど、麻と言われるとすんなり理解できると思います。『大麻』も『麻』も『ヘンプ』も『マリファナ』も、植物学的には同じものを指しているものの、それぞれにイメージが異なる不思議 笑。

 

大麻は1年草(←ここ大事)でもともとは日本に自生していました。大麻は北海道のみならず日本全国に自生しています。もちろん自然物の為、それ自体が違法というわけではなく、許可なく採取することが大麻取締法による違法行為にあたりますので、もし自生している大麻を見つけても持ち帰らないで下さい。

日本での大麻の用途

衣類

画像元;https://www.nijinotenshi.net/

通気性に優れているので暑い気候の地域で多く使用されています。

食用

これは有名ですが、大麻は七味唐辛子に含まれていたり、鳥の餌などに使われています。大麻の実は栄養価が高く、食物繊維が多いので便秘解消効果もあります。ちなみに実からは軽油も取ることができ、国内でも『ヘンプカー・プロジェクト』なるものがあります。

木綿の縄と比べて伸びにくいため、重い物を固定するのに向いている。

神事

神社の鈴縄・伊勢神宮のお守り・横綱の締める注連縄などにも大麻は利用されています。ちなみに日本で大麻を衣服や釣り糸や食用として使用した痕跡は、古くは縄文時代に遡り、福井県の鳥浜遺跡からはなんと1万年前の大麻の種が発掘されています。

その他

ちょっとめんどくさくなってきたので「その他」でまとめます 笑。他にも断熱材や紙など、大麻は幅広い用途に使われています。いずれも環境にも優しく劣化しにくい性質を持っています。一説には『アメリカの独立宣言の起草文』もヘンプペーパーに書かれていたのだとか。

画像元:https://www.binchoutan.com/hemp/index.html

日本で栽培されている大麻

日本で栽培されている大麻のほとんどが栃木産で、THCをほとんど保有していません。つまり吸いたくて盗んだとしてもほとんど効果は無いでしょう(笑)。ですが、大麻を栽培する許可を貰う為にはセキュリティー面などを含め、万全の対策が必要です。もしも産業用大麻の栽培に興味がある人がおられましたら下記のリンクを参考にすると良いでしょう。

大麻草の栽培免許取得に挑戦したい方へ - 大麻を正しく考える国民会議 -大麻草を検証するサイト
大麻草を検証するサイト。大麻は麻薬ではありません。良質の繊維や油が取れ、医療分野でも活用が期待されています。

大麻の栽培について

種をまけば勝手に自生し、施肥や間引きといった栽培の手間が掛かりません。そして生育のが早い1年草で、1ヘクタール辺りの収穫量も多いのが大麻栽培の特徴です。

日本で大麻が禁止された背景

太平洋戦争前の1900年頃までは日本人にとって大麻の栽培が当たり前に行われていたものの、戦後GHQによって禁止され現在に至ります。

 

日本ではもともと食用や衣類、神事などが目的で大麻を吸う習慣がありませんでしたが、大麻の趣向品利用が問題視されていたアメリカ事情をそのまま日本に押し付けた法律だったため、当時の農家は猛反発したそうです。

 

分かりやすい動画を見つけたので下記に貼っておきます。

こんな歴史があった!大麻が禁止されたたった二つの真実

大麻肯定派の中には「産業用は解禁しろ」という人もいますし、「趣向品としても安全」という人もおり、同じ肯定派の中でも意見は様々です。

 

次回は『趣向品としての大麻』にフォーカスしてご紹介したいと思います。

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